就活/就職において取り返しがつかない要素

  • エントリーの締め切り
  • テストセンターの締め切り

など当たり前なものはさておき、今回はもうちょっと長いスパンで考えたいと思います。

正直1つの企業の選考に間に合わなかったら近い企業を受ければいいし、どうしてもその会社に行きたいなら社会経験を積んで転職で入ることも選択肢の一つです。しかし自分の相性と圧倒的に悪い職種についてしまったら軌道修正するのに莫大な労力と時間がかかります。

本文は主に相性が悪い原因及び職種転換するのに労力がかかる原因についてざっくり話したいと思います。

職種によっては

  • 勤務地縛り
  • 金銭面の待遇
  • 業界縛り

といったリスクが発生します。

まずは勤務地縛りについての例でいうと、製造関連の仕事だとどうしても勤務地が地方になる確率が高くなってしまいます。絶対東京のような大都会で生活したいと思う人は地方配属の可能性があるメーカーを避けたほうがいいでしょう。

次は金銭面の待遇については想像しやすいと思います。専門性が低く、人材供給が多すぎる職種だと年収が上がりにくいです。

最後は業界縛りについてですが、ホワイト企業だと知られている「J〇」に、原材料調達部という部門が存在します。何をやりますかというと、タバコの葉っぱの質を目で見て鑑定して質を決めて、農家から買い取る仕事です。容易に想像できると思いますが、幅広い業界に通用するスキルがつくとは考えにくいでしょう。

もし初期配属の職種とは相性が悪くて、職種転換しようとするととても体力が要る大変なプロセスとなります。一般的に取られる手段は主に以下となります。

  • 第二新卒
  • 社内異動
  • 転職

まずは第二新卒についてなんですが、正直一番手取り早いかもしれません、でも実際に採用する側は、「この子がうちに入ったらまた配属で転職するかもしれない」と警戒するでしょうし、新卒よりは不利な立場にあります。

次は社内異動では、企業によって最低現在の部署に2、3年上居ることが必要な場合が多いです。また、結構チャンスは限られていますが、一番穏便な方法で耐えられるならおすすめな方法ではあります。実際職歴には傷がつかないし、第二新卒みたいなまた0からスタートすることもありません。それでも相当な根回しが必要で、大変でした(筆者の経験談)

最後の手段は転職です。正直難易度は新卒採用の2倍以上だと思います。工場配属になり田舎生活に耐えられなかった同期(旧帝大卒)は2年目の時に転職サイトに登録したのですが、まず同じ工場の職種を転職サイトのアルゴリズムからしか勧められません。マーケティングや、経営企画といった都会にいられる職種に応募すると無限に書類落ちします。本人は「全然新卒の時は企業にモテてたのに」とショックを受けていました。

本文は以上となりますが、職種と自分が望む生活との関係性の大事さが伝わったのでしょうか?繰り返しになりますが、万一相性の悪い職種についたら、方向転換する手段はありますが、できるだけ避けたほうが越したことないです。避けるのにいわゆる「自己分析」と「企業文化」が必要で、また後日に触れます。

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