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自己分析とは「自分にとって居心地のいい企業・職種を絞ること」と考えたほうがわかりやすいと思います。大学の新歓で部活・サークルを探すのとは大して変わりませんが、部活・サークルは賃金が発生しなく、色々気楽にやっていけますが、社会人の場合は労働によるストレスが発生します

そして、一言就職って言っても業界・職種によって生まれてくるストレスの種類が異なります。一番単純な例だと、体力を使うことでより多くのストレスを感じる人もいれば、頭を使うことでより多くのストレスを感じる人もいます。そして、やる気はあるある程度受けるストレスをカバーできるため、自分にとって居心地がいいかを探すのに、以下の要素を分析する必要があります。

  • どんな時にやる気が出るのか
  • どんな時にストレスを感じるのか

ご自身のそういった特性を理解できたら、自分が特定な企業・職種につく場合上手くやっていけるのだろうかとイメージがつきやすくなります。(もちろんその企業・職種を調べて理解する必要があります)

具体的なやり方についてはインターネットで調べたらいっぱいあって、いいと思う方法を試したらいいと思いますが、個人的にご自身が「嬉しみ」「楽しみ」「怒り」「悲しみ」を感じる事象から分析したほうが一番速いのではないかと考えています。

最後に、自己分析に関して「やりたいことを探すのだ!」と主張する文章が多いですが、学生の間に自分のやりたいことを確信している人が相当少数派だと考えています。だって実際やったことのないゲームが本当に楽しいゲームかがわかるわけないんじゃないですか。したがって、別にやりたいことがわからなくても、そんなに焦ったり心配したりする必要は全くないと思います。(面接なのではそういってはいけませんが...)

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どのような社風ですか?
事業部・部署が違ったら全然違う、まとめられるようなものではない

どのようなタイプの人が多いですか?
同上

残業はどんなときに、どのくらいありますか?
同上

有給休暇はちゃんと取れる環境にありますか?
同上、仮に取れなくても立場上取れないですとは言えない

自分の企業ならではの文化や特徴だと思うことは何ですか?
そもそも他社経験したことないからわからない

若いうちでも活躍環境ではありますか?
何を活躍すると定義するかによる、そもそも立場上活躍できないとは言えない

今、御社が力を入れていることは何ですか?
公開できるものはインターネットで公開しているし、その他は社外秘だったりする

AIの発展によって御社ではどのような変化が起こると思いますか?
答えてもいいけど、質問の意図がわからない

一日の仕事の流れを教えてください。
プロジェクト次第で毎日違ったりするし、部署によっても違うからざっくりと質問されても答えにくい

あたなが考える企業の課題は何ですか?
普通に社外秘だったりするし、本当のことは色々言えない

仕事のやりがいを教えてください。
人はそれぞれ価値観が違うし、AさんのやりがいはBさんとは全然違ったりする。

会社の強みと弱みを教えてください。
聞いて何をするのかなってちょっと思ってしまう、インターネットで調べてわかるような情報だし

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  • エントリーの締め切り
  • テストセンターの締め切り

など当たり前なものはさておき、今回はもうちょっと長いスパンで考えたいと思います。

正直1つの企業の選考に間に合わなかったら近い企業を受ければいいし、どうしてもその会社に行きたいなら社会経験を積んで転職で入ることも選択肢の一つです。しかし自分の相性と圧倒的に悪い職種についてしまったら軌道修正するのに莫大な労力と時間がかかります。

本文は主に相性が悪い原因及び職種転換するのに労力がかかる原因についてざっくり話したいと思います。

職種によっては

  • 勤務地縛り
  • 金銭面の待遇
  • 業界縛り

といったリスクが発生します。

まずは勤務地縛りについての例でいうと、製造関連の仕事だとどうしても勤務地が地方になる確率が高くなってしまいます。絶対東京のような大都会で生活したいと思う人は地方配属の可能性があるメーカーを避けたほうがいいでしょう。

次は金銭面の待遇については想像しやすいと思います。専門性が低く、人材供給が多すぎる職種だと年収が上がりにくいです。

最後は業界縛りについてですが、ホワイト企業だと知られている「J〇」に、原材料調達部という部門が存在します。何をやりますかというと、タバコの葉っぱの質を目で見て鑑定して質を決めて、農家から買い取る仕事です。容易に想像できると思いますが、幅広い業界に通用するスキルがつくとは考えにくいでしょう。

もし初期配属の職種とは相性が悪くて、職種転換しようとするととても体力が要る大変なプロセスとなります。一般的に取られる手段は主に以下となります。

  • 第二新卒
  • 社内異動
  • 転職

まずは第二新卒についてなんですが、正直一番手取り早いかもしれません、でも実際に採用する側は、「この子がうちに入ったらまた配属で転職するかもしれない」と警戒するでしょうし、新卒よりは不利な立場にあります。

次は社内異動では、企業によって最低現在の部署に2、3年上居ることが必要な場合が多いです。また、結構チャンスは限られていますが、一番穏便な方法で耐えられるならおすすめな方法ではあります。実際職歴には傷がつかないし、第二新卒みたいなまた0からスタートすることもありません。それでも相当な根回しが必要で、大変でした(筆者の経験談)

最後の手段は転職です。正直難易度は新卒採用の2倍以上だと思います。工場配属になり田舎生活に耐えられなかった同期(旧帝大卒)は2年目の時に転職サイトに登録したのですが、まず同じ工場の職種を転職サイトのアルゴリズムからしか勧められません。マーケティングや、経営企画といった都会にいられる職種に応募すると無限に書類落ちします。本人は「全然新卒の時は企業にモテてたのに」とショックを受けていました。

本文は以上となりますが、職種と自分が望む生活との関係性の大事さが伝わったのでしょうか?繰り返しになりますが、万一相性の悪い職種についたら、方向転換する手段はありますが、できるだけ避けたほうが越したことないです。避けるのにいわゆる「自己分析」と「企業文化」が必要で、また後日に触れます。

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